ジェーン・ボム2.0

著者 :
アルバトロス
発売日 : 2008-05-02

製作  2006年 112分
出演 出演:    他
監督 

スウェーデン発・同名のセクシースパイ映画第2弾。
アクション映画を謳ってはいるが、上映時間の半分以上がSEX描写のため、ポルノ映画ととらえる向きもいるかもしれない。

スウェーデン軍事情報セックス課(IMSEX)の諜報部員・ジェーン・ボムは、第二次世界大戦末期、ナチス・ドイツが開発したという媚薬「XXX69」奪還のために、サンダープッシー率いる密輸組織に潜入し、XXX69の奪還に成功する。ところが、密輸組織と内通していた恋人・ステーツテークに裏切られ、彼に銃殺されてしまう。
 
IMSEX司令官・モーニングウッドは、殺害されたジェーンの後任者に、日本育ちで東洋武術の使い手であり、海外の一流大学を卒業しながら、なぜか宝石泥棒をしているハニー・ダイヤモンドを抜擢し、彼女に対して厳しい訓練を施す。一人前のスパイに成長したハニーは、モーニングウッドと共に密輸組織に潜入する。目的は、密輸組織のXXX69搭載ミサイル発射計画を阻止すること。秘密基地への潜入に成功したハニーは敵に取り囲まれるが、そこに殺されたはずのジェーンが現れて…

エロチックな雰囲気全開の映画だが、スウェーデンをはじめとする北欧各国が、性教育に熱心ということもあるという認識があるので、画面からはいやらしさはあまり感じない。とはいえ、チャプターの切り替えはSEXシーンで終わるというのはいささか閉口した。ポルノ映画と割り切ればいいのだけど。

ストーリー展開も「こんなのありえねー!」という場面が随所に出てくる。主人公が潜入する密輸組織は、某国の軍隊が警護しているが、敵の人間が潜入しているにもかかわらず、任務中に正体をなくすほど酒を飲んだり、おしゃべりに夢中になっていたり、所定位置に立っていても「かかし」みたいにただ突っ立っているなど、ゆるい雰囲気の軍隊は実際の戦場ではありえないし、戦場でそれをやった兵士は、間違いなく軍法会議にかけられて処罰される。こんなにうまく敵方に潜入したら「裏に何かある」と勘ぐるのがスパイの常識だが、そんな雰囲気は彼女からは微塵も感じられない。

ポルノとB級アクション映画が合体した映画なので、出演俳優の演技力は度外視して、純粋にエロとありきたりのハラハラドキドキ感を楽しみたい人、勧善懲悪やヒーローものがすきという人にお勧め。この手の映画に、練れた脚本とストーリー展開、卓越した演技力を求めるというのはヤボというもの。女優2人が美人だから最後まで見ていられるが、そうでなかったら、この手の映画は最後まで見られない。

余談だが、ヨーロッパ人って、本当にタトゥーが好きなんだなあ。
個人的にはどんなに美人でも、体の一部にタトゥーが入った人はご遠慮願いたい…

以下、追記。
ご都合主義とチープ感が全編に漂うB級映画。
面白そうな映画を探していて、たまたま地元にあるTSUTAYAの準新作映画コーナーで見つけた珍品。
「芸術にエロはつきもの」と思っている私は、このスウェーデン産の映画に興味を持ち、早速レンタル。それを当時通い詰めていたネットカフェで見たのがこの作品である。
2時間を越える作品なのに、これだけのことしか書いていないということは、それだけ内容が薄かったのだろう。
もっとまともな映画があるだろうに、なんでTSUTAYAはこの映画を商品棚に入れたんだろうw

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